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March 14, 2007

できていたことができなくなる

どこの学校でもあるのだと思うのだが本校でも生徒会が主催で卒業をしていく3年生を送り出す会を行っている。

昨日、行われた3年生を送る会でのこと

1・2年生が感謝と激励の気持ちを込めて手作りのプレゼント(大抵は、卒業式の際に胸元を飾るようなもの)をしたり、歌や劇などするのだけど、一番盛り上がるのが、思い出ビデオの上映。入学時から今までの行事の際に撮ったビデオが10分くらいに編集されている。ビデオを見ると入学時は大きめの制服に小学生ぽい表情だったのに3年間で随分大きくなりすっかり引き締まった表情に成長しているのがよくわかる。変わったのは外見だけではない。内面的にも随分成長しているはず。内面の成長ぶりは、行動面の変化に現れているんだけど…1年の頃は遅刻なんかなかったのに、今は遅刻ばかり、授業もまじめに受けられていたし、宿題もちゃんとやれていたのに…行動面をみると、できていたのにできなくなったことばかり(><)
だからってこれは決して退行しているわけではない。小学校の時は先生のいうことは何でもちゃんと聞かなくちゃ行けないと思っていた。でも、中学生の今は先生の言うことをそのまま聞くのではダメだと思うようになった。自分の頭の中で考えて、ホントにそうかな?と疑うことも、自分はこっちの方がいいやと選ぶこともできるようになった。必ずしもできていたことができなくなることは決して喜ばしいことではないけれど、それも自分の判断が加わった結果だと思えば、納得できるかも知れない。
成長する、発達するというのは物事の意味がかわることなんだとつくづく感じてしまった。

しかし、そうであるならば、できなくなったことの意味について、もういちどしっかりと捉え直すことこそ、教育においては重要なことのように思われるのだが、そういうことに関するフィードバックというか、リフレクションというのか、あんまりする機会ないようなぁと思う。

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March 07, 2007

公立入試

昨日は公立高校の入試、これで高校入試も一段落する。

一昨日、いつものことながら遅刻してきた俊介(仮名)はこれもまたいつものことながら、教室に行く前に保健室に立ち寄った。
「黒染めしたら、皮膚までくろくなってしもた」と俊介。
確かに茶髪やった髪が黒くなってる。
(そか、入試に備えて染めたんやな。)

私「あー、染めたんや。自分で染めたんか。うーん、リムーバーで落としたら取れそうやけど、今はないなぁ、明日やったら持ってきてあげられるけど…」
俊介「明日は入試や」
私「…やな(笑)」
その後は話の流れは入試のことになる。
俊介「あ~、めっちゃ緊張するんやけど」
(おー、いつもは平気みたいに言ってたけど、やっぱり緊張してるんやな。)
多くの生徒が私学のを経験している中で、俊介は、明日受ける定時制高校の試験が最初になる。
俊介「あっ、別に試験は自信あんねん」
私「うん」
俊介「朝起きられるのも自信あるねん」
私「うん」
俊介「行くまでの道のりも自信あるねん」
私「うん、うん」
俊介「問題は学校入ってからや」
私「ん?教室は入ったことあるやん」
俊介は一つ年上の先輩(もう中退しちゃったのだけど)と一緒に何度か高校にお邪魔したこともある。
俊介「俺一人だけやん、一緒の学校誰もおらんし…」
私「あ、それか…でもそんなんいってたら、入学したらどうすんねん」
俊介「そんなん、一緒に(タバコを)一服つきあったらそれで…」
私「そういうもんか?(笑)」
ホントは今言った全部心細いんじゃないかと思ったのだけど、それは突っ込まずにおこう。

黒く染まってしまった皮膚にクリームをすり込み、その後アルコール綿でふき取ったらちょっと色がマシになった。
「これでちょっとは目立たんようになったやろ」と教室に送り出す。

担任の先生の話によると昨日の入試は無事、遅刻せずに行けた様子。
今日学校にきたらどんな話をしてくれるかちょっと楽しみである。

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